木、金と5月に入って初めての東京だった。
木曜日、ある商談で、東京にある老舗かばんメーカーの自己破産の新聞記事を見せられた。
この会社は、明治22年創業で最盛期には250億の売上をしていたが、30数億にまで落ち込んでいたという。
私もこの会社は知っており、以前にこのブランドのビジネスバッグを持っていたこともある。
新聞には、古い体質から抜け出せなかったことが原因と書いてあった。
今の時代、生き残っていくには、老舗だとか規模だとかは関係なく、時代に合わせていかに会社を変えていけるかだと思う。昔のまま旧態依然としている会社に未来はない。
老舗と呼ばれるある飲食店の料理も、時代と共に味を微妙に変えていると聞いたことがある。
カワキタもこの事例を他山の石としなければならない。