2010年5月10日の日刊工業新聞5面に「中国から金型を調達し、日本で生産を行う」という内容が掲載されました。
記事の見出し内容は、
「日本の高性能な射出成形機にも対応する中国製の金型を使い、国内で樹脂部分を成形する体制を整えた。
金型の基本設計や製造方法は中国の金型メーカーに任せてコストを低く抑える。
ただ、設計段階では日本の金型メーカーの協力を得て、サイズや設計方法などの修正点をチェックする。
日本国内で成形するために、きめ細かな品質管理をしやすくなり、短納期や小ロットのニーズに
応えられるメリットにも結びつける」になります。
上記の方法は、価格が100万円以上で製造に手間のかかる金型ほどコストメリットが出やすく、
日本製の金型で比べるとアイテムによっては、4分の1程度のコストで出来る場合もあります。
弊社の自社型の実績として、「テープカッター、鉛筆削り、箸ケース、コップ」は、この方法で生産しています。
特に「箸ケースやコップ」と言った口に入れる物は、made in Japanになり、「安心・安全」であるということを
打ち出してもらうことができます。
今後は、弊社のお客様にも紹介させていただき、この方法を活用してもらいお客様に喜んでいただきたいと
思っております。
私も一消費者として、口に入れるものは日本製が良いなと思っています。それに自分の子供には尚更、
安全な日本製を使わせたいと思ってますが、意識して表示をみると日本製の製品って意外と少ない!と
感じる今日この頃です。