今朝、会社に出勤しPCを立ち上げたら多くのメールの中に1通のメールが目に飛び込んできました。
以前に東大阪市のある大学のゼミの学生さんたちのインタビューに応えた中のおひとりFさんからでした。
東大阪の中小企業の生の声を聞きたい ということで会社に来られました。
すっかり忘れていましたが、このメールをきっかけに当時の様子を思い出しました。
メールの内容は、「卒業論文を書いたので事後報告だが読んでください」というものでした。そして、Fさんの近況も書かれていました。
まず、卒論のテーマは、「東大阪の中小企業の発展を目指して」です。
中小企業に興味を持ったことや昨今の中小企業経営の問題点などを調べた資料を元にして、自分の感想も交えて書かれています。私自身も非常に興味深くまた、参考になる卒論です。カワキタのことも生の経営者の声として書かれています。
近況報告では、就職が決まったが、内定していた金融機関を蹴って、就職活動を通じて興味を持ったベンチャー企業に最終決められたそうです。両親からはその会社は、安定している企業を辞退してまで行く会社なのか?しかも東京・・・と口も聞いてもらえない・・と書かれています。
私も経営者であり事業家です。一方では2児の父親でもあります。
産んで育ててくれたご両親の気持ちも大切ですが、これからの人生を歩んでいくのは自分自身です。
Fさんの決断は正しいと思います。自分が納得できる会社とめぐりあえたのです。
もし、内定をもらっていた金融の会社に就職しても違和感を抱いてもんもんとして日々を過ごすことになっていたかもしれません。
ただ、これから入社し、社会人として働くことによって、様々な困難やこんなんじゃなかった・・ということにもぶち当たるかもしれません。
でも、夢と自分が本当に成し遂げたいことを心に持っていれば、どんなことも克服していけると思います。
私も影ながら応援しています。
Fさん、自分を信じてがんばってくださいね。
出会いに感謝!
河北一朗