最近、夜の7時を過ぎてもまだ明るい。朝は5時前からもう明るい。
まだ寝ている時間に眩しくてしょうがない。
この時期になるといつもサマータイムのことを考えてしまう。
何年か前に政府で導入するための議論が交わされていたことがあった。しかし、多くの経営者や経済人は、導入の経済効果を認めつつも、残業が増えるなどとして否定的な意見を持っていた。結局導入は見送られた。
先進国で実施していない国は日本ぐらいだそうだ。
かつて日本も実施していたことがある。戦後アメリカの指導の元、数年間導入された。
かくいう私も一度経験したことがある。もちろん日本でではない。
アメリカで、だ。
実施される日の午前0時に1時間時間を進める。終了する日の午前0時に1時間針を戻す。なんの混乱もなくスムーズであった。
時間を有効に使えるのが何よりいい。
日本では、夏至が6月。夏至を過ぎると日が段々短くなる。夏を待たずして日の出が遅くなり、日の入りが早くなるのだ。
私は導入に大賛成のひとりである。
人間の起きている時間に太陽が出ている=日が長いということは、それだけ活動する時間が長くなる、ということだ。
様々な経済効果と省エネ効果が見込まれている。
多くの先進国が導入しているサマータイムを一度試しに導入してみてはどうだろう?
効果がなければ辞めればいいのだから。反対に効果がないなら他の国々もとっくに辞めているはずだ。
カワキタは、3月21日~9月20日まで終業時間が9月21日~3月20日より1時間早くなる。変形労働時間制を導入しているのだが、今書きながら考えてみると、形の違うカワキタ版サマータイムのようなものだ。