20日(土)にカーシェアリングおよび電気自動車の社会実験の説明会に参加し登録を済ませた。
車両は、簡素な2人乗りでどこのクルマだろうと思っていたら、窓ガラスにINDIAの文字が・・。市の職員に聞くとインド製のクルマだそうだがTATAではないらしい。窓はスライド式、サイドブレーキは昔のトラックのようにレバーを引っ張ってかけるタイプ。なんせおもちゃみたいなチープな作りだ。
座席の後ろにバッテリーを積んでおり、コードをコンセントに差して充電する。満タン充電で20キロ走れる。
早速、午後に借りて乗ってみた。女房が、隣町まで紅葉を見に行きたいというので走り出したが、すこぶる乗り心地が悪い。あまりのひどさに引き返すことにした。例えるなら、遊園地でコインを入れて敷地の中を走って遊ぶ子供むけの乗り物みたい。その反面、加速はスムーズだ。でも登り坂は苦手なようで極力急な坂道のあるところへは行かないように、と説明された。
せっかくの社会実験なのに、このひどい乗り心地では、登録した人も1回試乗すれば「もういい」となってしまうだろう。荷物も積めないのもデメリットだ。何度も何度も乗ってもらわないとカーシェアリングの社会実験は成功しないだろう。クルマ好きな私でも別にもう借りなくてもいいや、と思うくらいなのである。少し残念。
まぁ、これから1月までいろんな人が乗って感じて、前向きに府や国が導入の方向にいってくれればと願う。