【社長ブログ】地元中学校での職業講話

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東大阪市立金岡中学校より2年生に向けて「職業講話」をしてほしいとの依頼があり出向いて来た。

この中学校からの依頼は2回目だ。

最初は、学年全員が一堂に集まって話をすることになっていたのだが、2日前に連絡があり、クラスごとに話をしてほしいということで2回講話を行うことに。

さて、学校に着き、まずは校長室に荷物を置き教室へ。

拍手で迎えられ、自己紹介から。何歳に見えるかと問うと40歳、38歳などの声が上がる・・・。54歳と答えると「ええっつ・・!!」マスク越しとはいえ実年齢より若く見えるそうだ。よしよし!

私は東大阪市とタメである。昭和42年生まれの私は東大阪市と同い年なのだ!私が生まれたその年に、布施市、河内市、枚岡市が合併して東大阪は誕生した。

私はかねがね、50歳、60歳と年を重ねていっても、気持ちと見た目と身体は若く、頭の中は少年と大人が同居するようになりたいと思ってきた。頭は既に白髪が増え、最近は眉毛もぽつぽつ混じってきたのだが・・・。髪を染めると若く見えるよ!と言われるが面倒くさいしありのままの状態を保っている。

話を戻そう。
今回の講話は、実はほとんど準備をしてこなかった。というのもちゃんと聞けない生徒が多いと聞いていたので、その場の雰囲気で話をしようと考えていたからである。
案の定、歩き回ったり、絵を描いていたり、宿題をやっていたり、横向いてしゃべっていたり・・。

仕事の話はしても聞いてくれないな・・・

社員に用意してもらったキャラクターグッズやアーティストグッズを回覧しながら、サッとカワキタの業務内容を離した後は、自分が中学生だった頃の話に移る。次は親の話。両親という言葉は禁句。母子家庭だったり祖父母に育てられたりという家庭環境に配慮。親の職業を尋ねると何人かは手を挙げて「看護師」「営業」「キャノン」などと答えてくれた。でもほとんどの生徒は知らない。親が働いてくれているから生活ができている。どんな職業でも社会に必要とされ役立っていること、ぜひ今日帰ったら、どんな仕事をしているのか聞いて親とのコミュニケーションを取ってほしいと訴えた。


次に、自分が将来何になりたいか、何に興味があるか聞いてみる。イラストを描くのが好きなのでイラストレーターになりたい。社長になりたい!などが飛び出す。

勉強も大事だが友達を大事に中学生活を過ごしてほしい。(この2年生は小学校の卒業式も中学校の入学式もできなかったと後で校長から聞かされた。)

最後に夢を持ってほしいと語りかけた。大きい夢でも小さい夢でも些細な事でも何でもいいから夢を持つ。なぜなら夢を持つことでワクワクするし、それを実現するために行動に移せるから。夢は実現するためにあるのだから。

持ち時間は残り5分。
急遽質問コーナーに。色んな質問が飛び出した。「どんな車に乗ってるのか」「どんな家に住んでるのか?」「どんなスポーツをしているのか?」「どうやったら社長になれるのか?」「会社の年商は?」などなどたくさんしてくれた。

2クラス目は打って変わって静かなクラス(!?)。内容を少し変えて話してみる。熱心に聞いてくれている子もいる。

話していて思った。私はこの時間だけだが、教師は毎日毎日、何十人の子供たちと向き合って授業や部活、学校行事をこなしていく。大変な職業だが、教育という大事な仕事。ストレスも溜まるだろうが何とやりがいのある仕事ではないか・・・。

「家庭教育」「学校教育」そして、「社会人教育」の3つが大事。そんな話を、講話が終わってからの校長室で校長と28歳の学年主任の先生としていた。

来年、この2年生が3年生になったらもう一度話をさせてください、とお願いして帰路に着いたのであった。



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